そして、リトルターンズはセミファイナルに進出。
みんな、心から喜ぶ。
「集合。
準決勝進出、よくやった。
とにかく、自分たちのクリケットやりなさい。
それと、キャプテンは私に決めさせて。」
一同うなずきながらも、だれだろうと、きょろきょろ。
「ルイにやってもらおうと思うがどう?」
みんな、私を見て、賛成スマイル。
でも、やってみたかった選手もいたかもしれない。
よく、私に従ってくれたと思った。
子どもたちの心の広さに感謝する。
さっそくルイが、オーダーを言おうとしたが、
私がさえぎった。
「ルイ、悪いけど、オーダーは、マドカに頼んである。」
ルイは少し怪訝な表情。
「ルイ、マドカの考えたオーダーを聞いてみな、びっくりするよ。」
マドカ、落ち着いた声で、オーダ発表する。
選手が名前を呼ばれるたびに返事をする。
「ルイ、どう、ルイの考え通りでしょ」と私。
ルイはにっこり笑って、何度もうなずき、マドカと目を合わせて微笑んだ。
チームが一つになった。
バッティングファースト
厳しい展開だった。
経験の浅い、ケンタロウもゲームのたびにうまくなる。
ウッチャンが飛び込んで片手で補給したアウトはエキサイトした。
みんな精一杯、それ以上の力を出してくれた。
負けた。
対戦相手の群馬Aチームは優勝。
そんなチームと戦うことができるようになったんだな。。。
今大会に参加したU9は技術だけでなく、
試合の中での心の持ち方を学んだようだ。
帰ってから、チームにいい影響を与えてもらいたい。
今年のはハロクリは終わった。
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